先日は知り合いの方のライブ撮影に行ってきました!
場所は新宿MARZ、ここは何度か撮影したことがあるのですが
ライブハウスとしては撮りやすいと思います。
観客席もそこそこ広い、ステージも広い、そして
B1からB2への吹き抜けになってるので
俯瞰にちかい撮影ができることがこのハコのいいところ。
ライブハウスでの撮影となると初心者の方はその
あまりの会場の暗さにビックリすることでしょうね。
人間の目はだんだんと慣れてきて明るく感じて
きますがカメラとしては暗いまんまです。
そこでカメラ任せに撮影してしまうと例えば
オートにしておけばフラッシュが勝手に光ってしまいます。
人物は明るく写りますがこのフラッシュでは
その雰囲気は台なしです。
なので基本的にライブハウスでのフラッシュはNG!
最近のデジタルカメラは感度(ISO)を上げても
ノイズはそれほど気にならなくなってきました。
で、ライブハウスの雰囲気ってこのノイズとかも
いい演出になると個人的には思ってます。
とくにロック系の場合は。
ではオートじゃやなくてどの設定で撮るのか??
自分の場合はシャッタースピード優先で撮ります。
そのスピードは1/60に設定、
この設定の目的はこのスピードだとギターのカッティング、
ドラムのスティックを振り下ろすときに
その動きの残像として軌跡が残ります。
これがアグレッシブ感をグッと高めるんです。
カチッとその一瞬を止めるのはなんともつまらないんですよね~
ロックの激しさが伝わらなくて、
ジャズとかならいいんでしょうけど、
そしてあとは運任せ。
というのも全く予想できない照明の動きがあります。
いつどこが明るくなるか分からないしその色もわからない。
マニュアルで設定していてもコロコロ明るさが
変わるんですからそれは意味がないのです。
なのでシャッタースピード優先でボクは撮るのです。
1/60オススメですよー☆