女性が喜ぶ写真を撮る。
男性が喜ぶ写真を撮る。
どちらも「素敵な笑顔」だったり「可愛い感じで」「男らしく」だったりと
そのイメージがあるわけですがその表情の違いやポーズの違いだけでは
お客さんに喜んでもらえる写真を提供することはできません。
とくに女性の場合は光の調整、いわゆるライティングが重要になってきます。
「めいっぱい飛ばしてください!」
「お肌真っ白でお願いします!」
写真を撮り慣れてない女性はまずだいたいこんな言葉が出てきます。
「はい~まかせてくださいよーーー!」とパシャパシャ撮っていくわけですが本来の「綺麗な写真の定義」としてはちょっと違うものになります。
「飛ばす」「真っ白」ということにするには明るすぎる設定に故意にすることになります。
これは「その場所に画像データが存在しないから白い」という意味なので
失敗写真ということに近づいてくるのです。
でも撮っていくわけです。
それはなぜか?
撮影に慣れてない方はとにかく自分がどんな風に撮れてるのか気になってしょうが
ないわけです。
そこで「今こんな感じで撮ってますよ~」とカメラのモニターで見せて上げれば
「わーー私じゃないみたい!!」とテンションが上がってきます。
もちろんその表情もグーーんと魅力的になってきます。
そしてその女性が喜んでくれる写真を提供することができてHAPPYENDとなるのです。
先日、撮ったyumiさんのプロフ写真です。
白い洋服はけっこう白飛びをしていて洋服の質感などはちょっとロスしています。
でもそれは言ってしまえばあまり関係ないことなのです。
yumiさんのこの素敵なスマイルが全てを語ってます。
時代と共にニーズが変化していくのはカメラマンも同じです。
柔軟に対応していかないと食べていけませんからね。切実…(^0^;)
それにしてもyumiさんお綺麗ですね~!